スマートスピーカーはさまざまなメーカーから販売されていますが、中でも代名詞的な存在となっているのが、Amazonが提供する「Echo」シリーズです。手頃な価格のものからハイエンドスピーカーにも負けないほど高音質なものまで、数多くの製品が存在します。
しかし、充実したラインナップだからこそ、どれを選べば良いのか迷ってしまうもの。そこで今回の記事では、Amazon Echoシリーズの違いについて詳しく解説するとともに、選ぶ際のポイントも詳しく解説します。
目次
Echoシリーズの主なラインナップ
画像引用元:Amazon
Echoシリーズは2014年に初代モデルが発売されて以降、ユーザーのさまざまなニーズに対応した製品を続々と市場に投入しています。現在、Amazonで購入できるのは以下の9機種で、本体価格も4,000円台から2万円台後半までと幅広いラインナップを誇ります。
Amazon内の商品比較ページでも、それぞれのモデルの特徴を確認できます。
本体 | サイズ | 重量 | 搭載スピーカー | 液晶サイズ(解像度) | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
Echo Dot(第3世代) | 43mm×99mm×99mm | 300g | 1.6インチ | なし | ¥4,980 |
Echo Dot(第4世代) | 144×144×133mm | 940g | 3.0インチウーファー 0.8ツイーター× 2 | なし | ¥11,980 |
Echo Dot With clock | 100×100×89mm | 338g | 1.6インチ | なし※デジタル時計表示のみ | ¥6,980 |
Echo(第4世代) | 144×144×133mm | 940g | 3.0インチウーファー 0.8ツイーター× 2 | なし | ¥11,980 |
Echo Studio | 206×175×175mm | 3,500g | 5.25インチウーファー 2.0インチミッドレンジスピーカー 1.0インチツイーター | なし | ¥24,980 |
Echo Show5 | 148mm×86mm×73mm | 410g | 1.65インチ | 5.5インチ(960 x 480) | ¥9,980 |
Echo Show8 | 200×135×99mm | 1,037g | 2.0インチ10Wスピーカー×2 | 8.0インチ(1280×800) | ¥14,980 |
Echo Show10 | 251×230×172mm | 2,560g | 2.1チャンネルシステム: 1インチツイーター×2 (ステレオ)、2.5インチウーファー | 10.1インチ(1280×800) | ¥29,980 |
Echo Auto | 85×47×13mm | 45g | なし※外部入力またはBluetooth接続で音声を出力 | なし | ¥4,980 |
シリーズ別の特徴
上記で紹介したEchoシリーズを詳しく見てみると、主に「Echo Dot」「Echo」「Echo Studio」「Echo Show」「Echo Auto」の5種類に分類できます。それぞれどのような違いがあるのか、詳しく解説しましょう。
「Echo Dot」シリーズ
画像引用元:Amazon
Echoシリーズの中でもエントリーモデルに位置づけられ、もっとも手軽な価格で購入できるのが「Echo Dot」シリーズです。価格帯は4,000円台から6,000円台に抑えられており、とにかく安く手軽に使いたい方には最適なシリーズといえるでしょう。
本体サイズはコンパクトで非常に軽量であるため、複数の部屋に持ち運んで使う際にも便利です。一方で、小型であるがゆえにスピーカーのサイズも小さく、音質は決して高くはありません。そのため、音楽を楽しみたい方にとっては少し物足りなく感じてしまうでしょう。天気予報やニュースなど、スマートスピーカーで情報収集をしたい方に最適です。
ちなみに、寝室で目覚まし時計代わりに使いたい方には、デジタル時計表示を搭載した「Echo Dot With clock」がおすすめです。
「Echo」
画像引用元:Amazon
Echoシリーズの中でもスタンダードなモデルが「Echo(第4世代)」です。初代モデルは円柱状でしたが、4代目にあたる現在は球形モデルに進化しスタイリッシュな見た目に変更されています。
「Echo Dot」シリーズよりも大型のスピーカーを搭載したことにより、音質も良く音楽を楽しみたい方にも満足いただけるはずです。価格も1万円台前半と比較的手頃なため、どのEchoシリーズを選べば良いのか迷ってしまう方はスタンダードモデルの「Echo(第4世代)」がおすすめです。
一方、上位モデルとの違いとしては、液晶ディスプレイが非搭載となっている点がネックといえるでしょう。
「Echo Studio」
画像引用元:Amazon
「Echo Studio」は高音質にこだわったモデルです。搭載されているスピーカーは、5.25インチウーファーおよび2.0インチミッドレンジスピーカー、1.0インチツイーターの3種類で、Echoシリーズの中でも最も充実したスピーカーサイズといえるでしょう。
本体重量も3.5kgとずっしり重く、本格的な高音質のBluetoothスピーカーをお探しの方に最適なモデルです。
「Echo Show」シリーズ
画像引用元:Amazon
Echoシリーズの中で唯一液晶ディスプレイを搭載しているのが、この「Echo Show」シリーズです。ニュースや天気予報など、さまざまな情報を視覚的に得られるほか、映画やドラマなどのエンタメコンテンツも手軽に視聴可能。
さらに実用的な用途としては、本体に搭載されたカメラを使って部屋の中の様子をリモートで確認することもできます。離れて暮らす家族とコミュニケーションを図る際にも、「Echo Show」シリーズは活躍してくれることでしょう。
「Echo Auto」
画像引用元:Amazon
自宅だけではなく、車の中でもEchoシリーズを活用したい方には「Echo Auto」がおすすめです。「Echo Auto」とスマートフォンを接続し、スマートフォンのBluetoothまたは外部接続端子を経由して車載オーディオに接続すれば、「Amazon Music」や「Apple Music」などさまざまな音楽ストリーミングサービスを利用できます。
「Echo Auto」本体のサイズも小型のため、エアコンの送風口やダッシュボードの上など、場所を選ばず簡単に取り付けが可能です。
エンタメの可能性を広げるEchoシリーズ
画像引用元:Amazon
Echoシリーズは初代モデルの登場からすでに5年以上が経過し、スマートスピーカーのジャンルにおいて不動の人気を獲得しています。
ユーザーの多様なニーズに対応できるよう、製品の改良が重ねられ幅広いラインナップが登場しています。ライフスタイルにマッチした製品を選ぶためにも、今回紹介した内容をぜひ参考にしてみてください。