テレワークの機会が増え、自宅で快適に仕事ができるよう、さまざまなツールを揃え始めた方も多いのではないでしょうか。新型コロナウイルスが収束した後も、働き方改革の実現やオフィスコストの節約のためにテレワークを継続する企業も多いはずです。
仕事のしやすさを追求するうえでは、PC周辺機器はできるだけ良いものを選びたいもの。そこで今回の記事では、PC周辺機器の中でも基本ともいえるマウスを取り上げてみます。
目次
オススメのワイヤレスマウス
最近ではBluetoothなどに対応したワイヤレスマウスが主流となっていることから、ここからはおすすめのワイヤレスマウスを7つ紹介します。
どの商品もAmazonで購入でき、テレワークにもオススメとなっているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
BSMBW315(バッファロー)
できるだけ使いやすく、コストパフォーマンスに優れたマウスをお探しの方にはバッファローの「BSMBW315」がおすすめです。単3電池1本で最大584日もの長寿命を実現し、1,000円以下の価格でありながらもマウス本体の側面に2ボタンを配置。インターネットのブラウザを操作する際、「戻る・進む」をボタン一つで対応できるため実用性に優れています。
PC本体側には電波を受信するレシーバーを取り付ける必要があるのですが、マウスを持ち運んだり保管したりしておく際、レシーバーを紛失することも少なくありません。しかし、「BSMBW315」の本体底面にはレシーバーを収納しておく専用スペースが設けられており、誤って紛失する心配がありません。
MX ERGO(ロジクール)
マウスを操作する頻度が高く、できるだけ疲れにくいものをお探しの方にはロジクールの「MX ERGO」がおすすめです。マウス本体にリチウムイオンバッテリーを搭載しており、PCからUSBケーブルを指し給電する仕組みです。一度の充電で最大4ヶ月間、わずか1分の充電で8時間使用可能なため、急なバッテリー切れの際にも安心です。
トラックボールを搭載しているため、マウス本体を移動させることなく親指でトラックボールを操作しながらポインタを動かすことができます。
- トラックボールを搭載しているため、PCデスクの幅が狭く、マウスを動かすためのスペースが十分確保できない場合にも、使いやすく便利な製品になっています。
また、「MX ERGO」は人間工学に基づいたデザインおよび仕様となっており、マウス本体を最大20°に傾斜した状態で操作できます。これにより、長時間マウスを操作していても疲労を感じにくい設計となっています。
Magic Mouse 2(Apple)
Macユーザーにとってはおなじみの「Magic Mouse 2」です。MacBookシリーズやiMacシリーズを購入すると付属品としてセットになっており、洗練されたスタイリッシュなデザインが特徴的です。
一見すると通常のマウスのように左右ボタンはありませんが、クリックする位置によって右クリック・左クリックを設定できるようになっています。また、マウスを指で左右にスワイプすると、「戻る・進む」の操作も可能で、シンプルな見た目からは想像もつかないほど高機能な製品といえるでしょう。
ちなみに、「Magic Mouse 2」は本体にリチウムイオンバッテリーを内蔵しており、USBケーブルからの充電が必要です。
唯一注意しなければならない点としては、充電ケーブルの差し込み口がマウス本体の底面に設計されていること。
- マウスの底面から垂直にケーブルを差し込むことになるため、必然的に充電しながらマウスの操作はできません。
モダン モバイルマウス(Microsoft)
MicrosoftといえばOSなどのソフトウェアメーカーという印象が強いですが、実はマウスをはじめとしたPC周辺機器の老舗メーカーでもあります。中でも「モダン モバイルマウス」は、極めてシンプルかつ洗練されたデザインと高品質を両立させた製品です。マウス本体もコンパクトなサイズに設計されているため、持ち運ぶ際にもバッグの中にスッキリ収納できます。
単4電池2本を装着した状態での本体重量は150gとなっており、安定感のある操作が可能。信頼性の高いMicrosoft製でありながらも、4,000円以下というリーズナブルな価格で購入できるのは大きなメリットといえるのではないでしょうか。
- コンパクトなサイズのマウスをお探しの方には特にオススメの製品です。
プレシジョンマウス(Microsoft)
こちらもMicrosoft製のマウスです。「モダン モバイルマウス」よりもさらにしっかりとした設計で、手に馴染むよう人間工学に基づいた仕様となっていることが大きな特徴といえます。一般的なマウスはスクロールホイールがカクカクとした段階的な感覚のものが多いですが、こちらの「プレシジョンマウス」は段階的なスクロール以外にも滑らかでスムースなスクロールに切り替えることも可能です。
特にMacOSの操作に慣れた方にとっては、段階的なスクロールよりも滑らかなスクロールのほうが操作しやすいという方も少なくありません。ニーズや使い勝手に応じて自在に切り替えができるのは、他のマウスにはないメリットといえるでしょう。
本体にはリチウムイオンバッテリーが内蔵されており、一度の充電で最大3ヶ月の使用が可能です。
M-XT3DRBK(エレコム)
トラックボールが搭載されたマウスは高額な商品が多く、購入に躊躇してしまう方も少なくありません。しかし、エレコムの「M-XT3DRBK」はトラックボール搭載の本格的なマウスでありながらも3,000円台という安さを実現。戻る・進むボタン以外にも右ボタン隣にはカスタムボタンが搭載されており、設定次第でさまざまな操作を割り当てることができます。
トラックボールはマウス本体との隙間部分からホコリや異物が侵入しやすく、定期的なメンテナンスが必要ですが、「M-XT3DRBK」はメンテナンス性にもこだわっています。
- 「M-XT3DRBK」のトラックボールは底面から押し出すだけで簡単に取り出すことができ、ネジや蓋を取り外す作業も一切不要です。
トラックボール搭載のマウスを初めて使う方や、予算の都合上トラックボールのマウスを諦めざるを得ない方にもおすすめできる商品です。
Viper Ultimate(Razer)
デザイナーや建築設計など、マウスでの緻密な作業が求められる方におすすめしたいのが、Razerの「Viper Ultimate」です。もともとはゲーミングマウスとして開発された製品ですが、極めて感度および精度が高く、Bluetoothの通信速度も速くタイムラグが低減されています。
本体重量は74gと極めて軽量で、頻繁にマウスを操作する方であっても疲労を感じにくい設計となっています。
- 仕事用としてはもちろんですが、プライベートでPCゲームを楽しむ方にもおすすめの製品です。
仕事の効率化・生産性アップへの第一歩はマウス選びから
PC周辺機器は仕事の効率性に大きな影響を与えるものです。特にマウスは1,000円以下で購入できる安価なものから、10,000円を超える高性能のものまでさまざまです。高ければ高いほど良い製品であるとは限りませんが、自身が仕事をする環境や業務内容なども考慮し、使いやすい製品を選ぶことが重要です。
今回紹介した7商品のメーカーはいずれも信頼性が高く、安心して使用できるはずです。快適なテレワークのために、複数の商品を比較しながら検討してみてはいかがでしょうか。